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コミュニケーションマインド

コミュニケーション・サイコロジー®とは?

コミュニケーションマインド

私たちのコミュニケーションが可能となるのは、私たちのコミュニケーション・マインドによるものです。
コミュニケーション・マインドは、私たちの様々な精神的要素「知覚」「思考」「感情」「信念・価値観」「アイデンティティ」などによって構成されていることがわかります。

知覚

知覚とは、外界または自分の内部から入ってきた刺激を受け取ることです。
いわゆる「五感」と呼ばれる視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚については、2,300年前、古代ギリシア哲学者のアリストテレス(紀元前384年 – 紀元前322年)によって、すでに説明されている知覚です。さらに現代では、身体内部の情報を受け取る運動覚、平衡覚、内臓覚を加えて、8種類の情報を受け取る事を「知覚」と言います

思考

思考とは、今ここで知覚された情報、過去の記憶、未来に対する予測などを組み合わせて、論理的に結論を出すプロセスです。
そして思考は基本的に言語によって行われます。視覚的イメージや身体感覚も当然使いますが、言語が思考の主役となります。

感情

感情とは、内的状態(上述した内臓覚)と外的行動の組み合わせです。
内的状態は心臓がドキドキしたり、胃がキューっとなったりすると感じることです。外的行動は泣いたり、怒鳴ったり、表情が変わったりすることです。そしてそのような事が起こるのは、私たちの自律神経系とも関連しています。その結果として喜び、怒り、悲しみ、驚き、恐れ、不安などの感情が起こります。また、それらの感情の原因の一つには、次にご説明する、私たちの信念・価値観が関係しています。

信念・価値観

信念・価値観とは、私たちが持つ、自分自身や他の人そして周りの世界に対する基本的な考え方です。
信念と価値観は厳密には別の概念ですが、神経学的には自律神経系の反応が起こるという意味において、セットで考えられることが多いです。また、「なぜ?/why?」という質問に対する答えは、信念・価値観になります。

アイデンティティ

アイデンティティとは、私たちが自分自身をどのように認識しているか、ということです。「自己認識」とも訳されます。
これは「あなたは誰ですか?」という質問に対する答えでもあります。(いわゆる「名前」は、この質問に対する最も表層部にあるラベルです。アイデンティティは、もっと私たちの本質的な部分になります。)私たちが、社会の中で存在するために果たさなくてはならない役割です。さらに言えば、この世界に生まれてきて果たさなくてはならない使命でもあります。

「知覚」「思考」「感情」「信念・価値観」「アイデンティティ」などをどのようにセットするのか。言い換えると、コミュニケーション・マインドをどのようにセットするのかによって、私たちのコミュニケーションに大きな影響を与えていきます。

文化人類学者であり、20世紀における「知の巨人」と呼ばれたグレゴリー・ベイトソンによると、マインドとは「やってくる情報に自己修正的に対応する能力をもったシステム」と、説明されています。
この言葉には少し難しい表現が入っていますが、簡単に言えばコミュニケーション・マインドとは、コミュニケーションしている人同士の間で、話し手が発した言葉、ジェスチャー、匂い(例えば香水)や感覚(身体に触れる事)などに対して、聞き手が自分の言葉やジェスチャーを修正しながら対応する、知性、思考、精神などを指します。

コミュニケーション・マインドをどのようにセットするかによって、コミュニケーションの結果が変わってきます。言い換えると、二人の人間のコミュニケーション・マインドの結果が、二人の取ったコミュニケーションの結果です。お互いに理解と共感を求めるマインドをセットするならば、二人の間のコミュニケーションは、理解と共感を得られるようになっていきます。

コミュニケーション・マインドは、ビジネス、医療、教育などあらゆる分野で同様であり、さらに言えば家庭、地域コミュニティ、国家、自然界へ広がるとベイトソンは考えています。「やってくる情報に対する自己修正能力」をマインドと定義するならば、その情報源が大自然となることもあります。大自然からのメッセージに対して、私たち一人ひとりがどのように自己修正し、対応するのか?…そのような事を考えるのも、コミュニケーション・マインドです。
3.11の東北大震災から何を学ぶのか?これも大自然から与えられた情報であり、私たちは、この先もこの情報にどう対応するのか考え続けていくのです。

人間と人間を越えた大きな自然とのコミュニケーションにおけるコミュニケーション・マインドがある一方で、人間と「人間を構成している一部分」との間にもコミュニケーションは存在しています。

わたしたちに起こる身体症状は、一つのコミュニケーションです。例えば、「頭が痛い」という症状は「パソコンやスマートフォンの使いすぎ」という行動を抑制するためのメッセージかもしれませんし、あるいは「脳の中に重篤な問題が起こる予兆」というメッセージかもしれません。あなた自身の身体からのメッセージに対して、どのようなコミュニケーション・マインドをセットし、対応するのか。コミュニケーション・マインドをどのようにセットするのかによって、時に命にかかわる事もあるのです。

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